叱らなくても子どもが動く声かけ3選

~毎日の「言ってしまった…」を減らすために~ 現場でやってみたこと

~毎日の「言ってしまった…」を減らすために~

つい叱ってしまって、あとで後悔することはありませんか?

「早くして!」
「何度言えばわかるの?」
「いい加減にしなさい」

本当は言いたくないのに、
時間に追われたり、余裕がなかったりして、
気づいたら強い言い方になってしまう。

そしてあとから
「また叱っちゃったな…」
「もっと違う言い方があったかも」
と、自己嫌悪になる。

保護者の方や、現場で子どもに関わる大人から、
そんな声を本当によく聞きます。

今日は、叱らなくても子どもが動きやすくなる声かけを、
実際の現場でよく使われている形で3つ紹介します。

完璧にやらなくても大丈夫。
「これならできそう」と思うものを、1つだけ持ち帰ってもらえたら十分です。

よくある「逆効果になりやすい声かけ」

まずは、多くの人がつい言ってしまう声かけから

  • 「早くして」
  • 「まだなの?」
  • 「何度言わせるの」

これらは間違いではありません。
でも、子ども側からすると

  • 何をどこまですればいいのか分からない
  • 急かされて頭が止まる
  • 怒られることに意識が向く

という状態になりやすく、結果として動けなくなることがよくあります。

叱らなくても動きやすくなる声かけ3選

「今、どこまでやる?」

よく「早くして」と言ってしまいがちですが、
この声かけにするだけで、子どもの動きが変わることがあります。

大人が判断するのではなく、

  • 今どこまで進んでいるか
  • 次に何をするのか

を子ども自身が考えるきっかけになります。

指示されるより、
「自分で決めたこと」の方が、
人は動きやすいものです。


②「終わったら教えて」

これはつい口出ししてしまう場面でおすすめです。

大人が常に見張っていると、
子どもは「やらされている」感覚になりがちです。

「終わったら教えて」と伝えることで、

  • 途中で急かさない
  • 任せているというメッセージが伝わる

結果として、
集中して最後までやり切れることが増えていきます。


③「次は何だった?」

行動が止まっているときに効果的な声かけです。

答えを教えるのではなく、
見通しを思い出させることが目的。

  • 今やっていること
  • 次にやること

がつながると、
子どもは安心して動き出せます。

なぜ「叱らない声かけ」が効くのか

これらの声かけに共通しているのは、

  • 子どもをコントロールしない
  • 判断を奪わない

という点です。

子どもは
「怒られないから動く」のではなく、
「自分で分かっているから動く」。

叱る回数が減ると、
親も子も、少しずつ余裕が生まれてきます。

うまくいかなくても大丈夫

今日紹介した声かけを、
全部使おうとしなくても大丈夫です。

  • 今日は1回思い出せた
  • 昨日より少し穏やかだった

それだけで十分。

叱ってしまった日があっても、
やり直せます。

子どもとの関係は、
一言一言の積み重ねです。

できるところから、
できる形で。

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